ナナオは6日、WUXGA(1,920×1,200ドット)解像度に対応し、DisplayPortを含む3系統入力を搭載した、22型液晶ディスプレイ「EIZO FlexScan S2243W-HX」を発表した。発売日は7月23日。価格はオープンだが、同社直販のEIZOダイレクトでの販売価格は59,800円。
CADやグラフィックスユース、文教分野、一般法人事務、家庭向けなど、幅広い用途に向けた液晶ディスプレイで、EIZO FlexScan S2242Wの後継機にあたる。旧機種で好評だった、高解像度WUXGA対応やAdobe RGBカバー率95%の広色域表示、FineContrast機能などの特長はそのまま継承している。
主な仕様は、ディスプレイサイズが22型(可視対角55.8cm)で、最大解像度がWUXGA(1,920×1,200ドット)。液晶パネル方式はVAで、オーバードライブ回路を搭載。視野角は水平/垂直178度。最大輝度は350cd/平方m。コントラスト比は1,200:1。応答速度は黒→白→黒が12ms、中間階調が6ms。最大表示色は約1,677万色で、8bit対応。色域はAdobe RGBカバー率95%、NTSC比92%。映像入力端子はDisplayPort×1、DVI-D 24ピン(HDCP対応)×1、D-Sub×1。
スタンド機構は昇降174mm(最大可動域225mm)、縦回転が右90度、チルト上30度、スウィーベル左右172度。本体サイズ/重量はW511×H347.5~521.5×D240.5~256mm/約9.6kg。本体カラーはセレーングレイとブラックの2色展開。主な付属品は2芯アダプタ付電源コード、信号ケーブル×2種類(DVI-D~DVI-D、D-Sub~D-Sub)、USBケーブル、オーディオケーブルなど。保証期間は5年間。