日立システムアンドサービスは7月6日、顧客が仮想化環境やクラウド環境へ移行する際にシステム分析や削減効果などを評価する「仮想化アセスメントサービス」の提供を7月7日から開始すると発表した。

同サービスはカナダCiRBAが開発した分析ソフトウェア「CiRBA Data Center Intelligence」を用いて提供され、日立システムはCiRBAとサービスプロバイダ契約を締結している。

同サービスは、仮想化環境や仮想化を利用したクラウドコンピューティング環境への移行を実施する前段階で、顧客の既存システムのサーバや利用しているデータセンターなどの分析を行うことで、移行した際の導入効果などをレポートで報告するというもの。

CiRBA Data Center Intelligenceは、ネットワーク経由でITリソースの使用率などを測定でき、システムの現状を正確に可視化する。

同サービスは同社の「ITリソース最適化ソリューション」サービスのラインアップとして販売される。7月31日まで、無償キャンペーン(対象サーバ25台以内、実施期間1ヵ月以内の前提)が実施される。

仮想化アセスメントサービスの概要