三菱電機は、Intel Core i7/i5/i3を搭載し、Windows XP/7選択可能の企業向けデスクトップPC「apricot CX E7シリーズ」を7月6日より発売する。価格は、Intel Core i7搭載の「apricot CX E7 CX25GEZ-A」が289,800円より、Intel Core i5搭載の「apricot CX E7 CX32BEZ-A」が159,600円より、Intel Core i3搭載の「apricot CX E7 CX30DEZ-A」が122,850円より。

apricot CX E7(ディスプレイはオプション)

CPUはIntel Core i7/i5/i3の3種類を用意。電源装置の改善もあり、Intel Core i5/i3搭載の場合で前モデル「CX E6」シリーズに比較して約15~19%の消費電力低減を実現した。OSはWindows 7 ProfessionalまたはWindows XP Professionalのいずれかを選択できる。ただしWindows XP ProfessionalはWindows 7 Professionalからのダウングレードとなり、2010年10月22日で販売終了の予定。世界最高水準の自社製暗号アルゴリズム「MISTY」から生まれたファイル暗号ツール「EASYSCRIPT」を搭載するなど、セキュリティ機能も充実している。

メモリはDDR3 SDRAM(PC3-10600)を最大4GB実装可能。ストレージはSATA HDD(7,200rpm)。構成は選択可能で、160GB×1、500GB×1、160GB×2(非RAID)、500GB×2(非RAID)、160GB×2(RAID1)、500GB×2(RAID1)が用意されている。光学ドライブはなし/DVD-ROM/DVDスーパーマルチドライブの3種類、グラフィックスはCPU内蔵かNVIDIA GeForce GT 220からの選択となる。

そのほかのおもな仕様は、ネットワークがGigabitEthernet、インタフェースはUSB 2.0×6、シリアル×1、DVI-D×1、PS/2×2、マイク入力×1、ライン出力×1、ライン入力×1、ヘッドホン出力×1。外形寸法はW88×D327×H345mm(縦置き時、スタビライザ含まず)。重量は、Intel Core i7搭載モデルが約8.5kg、Intel Core i5/i3搭載モデルが約8.3kg。