ノルウェーのOpera Softwareは7月1日、同社が開発するPC向けWebブラウザの新版「Opera 10.60」をリリースしたと発表した。

Opera 10.60は6月16日にbeta版が公開されたばかりのバージョン。そこからわずか2週間で正式版のリリースとなった。beta版では作業中だった日本語化に関してもWindows版/Mac版/Linux版のすべてで対応を終えている。

Opera 10.60では、Opera 10.50系に比べて、JavaScript処理のパフォーマンスが50%以上向上したほか、Googleらと推進するオープンなメディアフォーマット「WebM」をサポート。さらに、位置情報をサポートしたうえ、検索エンジンの選択肢にBingが加わるなどの変更が行われている(詳細はOpera 10.60 betaのニュース参照)。

すでにOperaのWebサイトにて公開済み。無償で入手できる。