京セラソーラーコーポレーションは6月29日、住宅用太陽光発電システムに特化した顧客対応プログラム『シスピー(Customer Satisfaction Program)』を全国の京セラソーラーフランチャイズ(FC)店 1110店舗に導入することを発表した。

シスピーは、「契約」、「施工」、「アフターフォロー」など、顧客対応に関する進捗過程を21項目に分類し、体系的に管理するプログラム。専用のアプリケーションも開発しており、それをベースに運用を進めていくことで各工程のサービス品質を高め、顧客満足度を向上させることが大きなねらい。

専用アプリケーションを使用してシスピーを運用しているときの様子

京セラでは、「2009年度の国内向け住宅用太陽光発電システムの出荷量(出力ベース)は、国の補助金制度導入や余剰電力の買取価格が倍額になったことなどにより、前年度比約2.7倍と急拡大しており、今年度も引き続き市場は活況を呈すると予測されています。これに伴い、太陽光発電システムを取り扱う店の増加によってより一層の販売力が問われたり、施工士養成が急務となり研修が活発化するなど、営業や施工の品質が重要視されるようになってきました」と導入背景を説明している。