富士通関西中部ネットテック(KCN)は6月29日、一定時間が過ぎたり、許可されていないPCに接続したりすると自動でデータを消去するUSBメモリ「Tamatebako」の販売を開始すると発表した。
Tamatebako |
Tamatebakoは、昨年4月に富士通研究所とFujitsu Laboratories of Americaが発表したUSBメモリをベースにしたもの。同USBメモリは内部にCPUやバッテリを備え、高度なデータアクセス規制をかけられる点が大きな特徴で、256ビット長AES暗号化方式により格納データを自動で暗号化するほか、一定時間が経過したり、許可されていないPCに接続したりした場合に、自動的にデータを消去するなどの機能を備える。
Tamatebakoでは、そのUSBメモリに対して操作性/運用面で改良を施しており、Tamatebakoの利用ログをTamatebako内に自動的に記録するなどの機能が加えられている。
価格はオープン価格で、7月初旬より法人向けに出荷が開始される。主な仕様は以下のとおり。
対応OS | Windows XP SP3またはWindows Vista SP2(日本語版32bit) |
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暗号化方式 | AES256ビット |
インタフェース | USB 2.0 |
Flash Memory容量 | 2GB(ユーザ作業領域 1.8GB) |
充電時間 | 約5分 |
データ保持期間 | 10分から最大7日間 |
消費電力 | 最大500mA |
重量 | 約45g |
外形寸法(W×D×H) | 70mm × 70mm × 24mm |
動作環境温度/湿度 | 0度から40度/20パーセントから80パーセント(結露なきこと) |