アイ・エム・ジェイ(IMJ)は6月28日、「Twitterに関する企業とユーザーの意識調査」の結果を発表した。
同調査(「企業取組み動向調査」)によると、Twitterを活用している企業(13.6%)と興味を示している企業(62.2%)の合計は7割を超えTwitterに対する注目度の高まりが客観的に示される結果となっている。
また、効果については約4割の企業が「効果がある」と回答したことが判明(「非常に効果がある」(4.8%)と「効果がある」(36.9%)の合計)。活用方法としては、「商品やサービスなどの情報配信」が70.2%と最も多く、次いで「サイトの更新内容などの情報配信」(36.9%)という結果となった。
同調査ではプロモーション活動におけるTwitterとテレビCMとの効果に対する比較も行われており、「WEB サイト誘導」と「話題露出/バズ効果」という項目については、テレビCMよりもTwitterの方が効果が高いという結果が出ている。
同社ではこの点について、「WEBサイトとの相性の良さ、注目度の高さやクチコミの広まりやすさが評価されていることがわかる」という見解を示している。
同調査は2010年5月17日~5月18日の期間で全国の22歳以上の男女(有効回答数 619)に対して実施された。また、回答者の属性は「2年以内にPCやモバイルを利用したキャンペーンを実施したことのある企業に勤める正社員」「キャンペーンに対して『企画立案に関与している』『メディア戦略に関与している』『投資に関する意思決定に関与している』といった権限を持つ」とされている。