雑誌+DESIGNING、雑誌Web Designing、マイコミジャーナルの3媒体が、様々なジャンルのクリエイターたちを100人連続で紹介していく新企画。第29回は、広告、パッケージデザイン、CD、本の装幀等で活躍するアートディレクター・吉田ユニが登場。
吉田ユニプロフィール
アートディレクター、グラフィックデザイナー。1980年東京生まれ。女子美術大学卒業後、大貫デザイン入社。ラフォーレ原宿や資生堂TSUBAKIのデザインに携わる。2006年より、宇宙カントリーにアートディレクターとして所属。2007年に独立し、広告、パッケージデザイン、グッズデザイン、CDジャケット、本の装幀等幅広く活動中。
Q&A
――この仕事に就こうと思った年齢ときっかけは?
吉田ユニ(以下、吉田)「大学3年生の時の広告の授業で」
――これまでで一番思い入れのある仕事は?その理由や思い出を教えてください。
吉田「香港のアパレルブランドの2007年の秋冬の広告。宇宙カントリーにいながら、初めて一人でアートディレクションした仕事で、デザインをはじめ、モデルさんのオーディションからスタッフ決め、セットの発注などすべてを担当していて、本当に大変な仕事でした。でも、頭の中に綿密に描いた物がこうして形になったり、現場でいろんな方々の才能がひとつになる瞬間が本当に楽しくて、これからもっともっと新しいものを生み出したいな、と思いました。完成した作品を野田さんがみて、涙を流して感動してくれたことはいまでも忘れられないです」
――この仕事を辞めようと思ったことはありますか?また、そのきっかけは何ですか?
吉田「いまのところないです」
――これから取り組んでみたいこと、関わってみたい仕事は何ですか?
吉田「最近映像もやったりしているので、PVやCMももっとやってみたいです。あと、女性ターゲットの仕事がわりと多いので、老若男女問わないもっと幅広いターゲットの仕事もしてみたい!」
――愛用している、思い入れのある道具や本、ものを教えてください。
吉田「MOLESKINEのアイデア&らくがきノート」
――尊敬している人を教えてください。
吉田「たくさんいすぎてかけない」
――アイデアを練る場所、時間などを教えてください。
吉田「時間は特にきまってないですが、道をあるいている時にアイデアを思いつくことが多いです」
――1カ月で仕事をしない日は何日ありますか?
吉田「なんだかんだ毎日仕事をしていたりします」
――理想的なオフの過ごし方は?
吉田「精神的にも肉体的にものんびり」
――趣味やコレクションなど、いま、個人的にハマっていることを教えてください。
吉田「トランプ」
――お酒を飲みますか?週何日、どのくらいの量を飲みますか?
吉田「お酒はあまりのめないので、ジュースをたくさん飲みます。笑」
――同業でよく飲みにいく、食事をする人は誰ですか?
吉田「ドラフトの植原さんや、コピーライターの渡辺潤平さん」