電子書籍・雑誌の開発と普及を目的として研究と情報交換を進める専門書・実用書出版社の団体『電子書籍を考える出版社の会』(略称eBP)は7月1日、新規加盟を希望する出版社を対象に、同団体の活動内容や加盟方法を紹介する説明会を開催する。会場は毎日コミュニケーションズ 会議室。

本説明会を開催するにあたり、『電子書籍を考える出版社の会』の代表幹事を務める弊社 取締役 出版事業本部長 滝口直樹は「eBPの設立を発表した直後から、多くの出版社から問い合わせを戴き、その反響に驚きました。また、我々と同じく新しい状況で迷っている出版社が多いということもわかりました。そこで今回eBPの活動内容を説明する機会を設けることとしました。正式に加盟するかどうかの参考にしていただければと思います」とコメントした。また、本団体への参加を考えている出版社に対しては「eBPはオープンに出版社が連携して電子書籍という新しいビジネスを考えていこうという会です。現在のところ、専門書、実用書を出している出版社が加盟していますが、別にそうした分野に限っているわけでもありません。分野を限らず、なるべく多くの出版社に参加してもらいたいと思います」と訴えかけた。

さらに、本団体の現在の活動状況については「すでに活動はスタートしており、権利・契約、販売、技術といった電子書籍において欠かせないテーマで研究、情報交換する分科会の活動も始まっています。関連するメーカーや団体との情報交換の機会も多くなりそうです。実務レベルで役立つ活動になってきています」と語った。

『電子書籍を考える出版社の会』新規加盟社向け説明会

開催日時 2010年7月1日15:30~
会場 毎日コミュニケーションズ 会議室(マイナビルームA)

説明会への参加を希望する場合は、下記の事務局までメールにて申し込みを行うこと
『電子書籍を考える出版社の会』運営事務局
株式会社技術評論社 担当 馮(ふぉん) tomihisa@gihyo.co.jp