マクロミルは6月22日、iPadを実際に購入した300人を対象に実施した利用実態調査の結果を発表した。これによると、iPadの用途は、「Web サイト閲覧」が88%、「電子書籍」が74%、「メール」が65%となった。
そのほか、「動画を見る」が59%、「ゲームをする」が51%と半数を超え、「音楽を聴く」や「地図を見る」という用途も4 割以上となっている。
iPadの携行については、「持ち歩いている」が44%、「必要があれば持ち出す」が32%と、外出先でも利用しているユーザーが多いことが明らかになった。
また、プライベートとビジネスのどちらで使うか尋ねたところ、「プライベートがメイン」と回答した人が82%だったのに対し、「ビジネスがメイン」と回答した人はわずか2%だった。「プライベート、ビジネス同じくらい」と回答した人も16%にとどまっている。
同調査では、電子書籍についても聞いている。紙の本をスキャンして自分自身で電子書籍にしたことがあるかという質問に対する回答は、「行ったことがある」が18%、「行ったことはないが、興味はある」が27%となった。今後、電子書籍が普及しても好きな本は実物が欲しいかと尋ねたところ、「欲しいと思う」が41%、「やや欲しいと思う」が36%と、「欲しい」と回答した人は合計で7割超となった。
iPad 購入後の変化として、テレビ、新聞(紙)、書籍(紙)、雑誌(紙)、携帯用ゲーム機、テレビゲーム機の利用時間について聞いた質問では、テレビゲームの利用時間が「減った(減った+やや減った)」と回答した人が29%と最も多かった。