NECインフロンティアは6月11日、販売・在庫管理の効率化を支援するPOSシステムをアウトドア衣料品メーカー パタゴニアの日本支社(以下、パタゴニア)に納入したと発表した。

今回NECインフロンティアがパタゴニアに納入したのは、POS端末「TWINPOS5500Ui」と専門店向けソリューションパッケージ「StoreBASE」。パタゴニアは同システムを直営16店舗で利用する。

今回のシステム導入により、店舗における売上情報をリアルタイムで把握できるようになるほか、在庫情報の確認も迅速に行えるようになることで欠品や販売機会のロスを軽減させることができるという。

また同システムによって、これまで店舗の営業終了後にExcelで作成されていた売上情報のやりとりや手作業による商品マスタの更新作業が不要になるため、店舗側の作業負荷を軽減することも可能になる。

さらに、「StoreBASE」は各種分析機能を任意導入できるモジュール構造となっているため、通常のアパレル業とは異なるアウトドア衣料品の販売について、業態に応じた特殊な分析が可能になるとされる。

NECインフロンティアは、今後もチェーン展開を行っているアパレル・ファッション業態企業を中心に同ソリューションを提供していくとしている。

パタゴニアが導入した「StoreBASE」のシステム構成図