日立製作所は6月10日、小規模システム向けサーバの新モデル「HA8000/SS10」を発表した。

HA8000/SS10

HA8000/SS10は、オフィスや店舗のデスク上への設置が可能なタワー型サーバ。HA8000シリーズにおける従来の最小モデル「HA8000/TS10」と比べて、筐体体積を約57%、設置面積を約54%削減し、横幅9.3cm×高さ36.3cmの小型化を実現している。最大3台の2.5型SASハードディスクドライブを搭載可能なほか、消費電力を抑えた「ENERGY STAR モデル」も用意している。なお、最大プロセッサー搭載数は1つ。

価格は12万2000円~。6月30日より出荷が開始される。

また、日立はHA8000/SS10のリリースに併せて、HA8000シリーズと保守/サポートサービスをセットで販売する「おまかせ安心モデル」に4年/5年保証モデルを追加したことも発表。従来の最大保証期間は3年だったが、これを延長している。価格は、4年モデルが27万5100円~、5年モデルが32万7600円~。

加えて、HA8000シリーズで「Windows Storage Server」を搭載したファイルサーバ専用モデル「HA8000ストレージサーバ」を強化したことも発表。最新プロセッサー/最新OSしたモデルを追加している。