三洋電機は6月10日、欧州市場においてソーラー・エネルギーソリューション事業を2010年度より本格的に展開することを発表した。同社は2015年度までに欧州での事業規模8億ユーロを目指す。
同事業には、太陽電池モジュール、リチウムイオンバッテリシステム、コントローラなどのマネージメントシステム、メンテナンスサービスが含まれる。
同社はこれまで欧州で家庭用市場を中心にビジネスを拡大してきた。さらに今年度からは、太陽電池・二次電池・業務用機器などを融合した「スマートエナジーシステム」で、工場や学校、店舗といった施設のCO2排出量やランニングコストの大幅な削減を提案する、エネルギーソリューション事業を展開する。
三洋電機が提唱する「スマートエナジーシステム」 |