NTTデータとマイクロストラテジー・ジャパン(マイクロストラテジー)は6月9日、BI(ビジネスインテリジェンス)ツール「MicroStrategy 9」を軸としたDWH(データウェアハウス)/BIソリューションを共同で展開することで合意したと発表した。

両社はすでに2009年11月からNTTデータ先端技術、サイベースと共同で、小規模なBIの導入を支援するパッケージ「MicroStrategy スターターキット」を含む「Sybase Analytic Appliance」を提供開始しているが、今後はNTTデータが強みを持つとされる大規模システムへの導入が推進されることになる。

今後は両社で「MicroStrategy 9」や他のDWHソリューションと組み合わせたソリューションの検証などを行い、8月をメドに本格的なソリューションの展開を図るという(ライセンス販売は6月より開始される)。

なお、今回の協業における両社の売上目標(ライセンス販売を含む)は今後3年間で50億円とされている。