フォーティネットジャパンは6月9日、フラグシップ製品となる複合脅威対応のセキュリティアプライアンス製品「FortiGate-3950B」と「FortiGate-3951B」を発表した。

両製品は、新たなFortinet Mezzanine Card(FMC)フォームファクタを用いた初のセキュリティアプライアンス。FMC-XD2のアクセラレーションインタフェースモジュールは、デュアル10GbEthernet対応のインタフェースにより、ファイアウォールとIPSec VPNの性能を高めている。

FortiGate-3950Bアプライアンスは最大5個のFMC-XD2アクセラレータを用いることで最高速度120Gbpsのファイアウォール性能を、また、FortiGate-3951Bアプライアンスは最大4個の同アクセラレータを用いることで最高速度100Gbpsのファイアウォール性能を実現することができる。

また両製品は、、IPSec/SSL VPN、アンチウイルス/アンチマルウェア、Webコンテンツフィルタリング、アンチスパム、情報漏洩防止、音声セキュリティなどのサービスを組み合せて実装することも可能。

FortiGate-3950シリーズは標準で10GbEthernet、GbEthernetに対応しており、10/100/1000Gbpsのリンク速度のインタフェースを備えているほか、FortiGate-3951Bアプライアンスは、SSDストレージを搭載している。

FortiGate-3950B

FortiGate-3951B