弊社刊行の雑誌「Web Designing」にて、10年にわたり展開されている、グラフィックデザイナー 永原康史氏の連載コラム『デザインにできること』が、書籍『デザインの風景』(BNN新社刊)として刊行された。
同書籍は、コラム『デザインにできること』の約10年分の連載をまとめ、再編集したもの。2001年から2009年まで、社会の変化やデザイン/テクノロジーの潮流などに関して、永原氏がデザイナーならではの視点で、歴史を振り返りつつ未来を見据え、考察した記録である。グラフィック、映像、タイポグラフィ、ブックデザイン、Web、インタラクション、アートなど、様々なデザインの事象について、また、時にはデザインに限らず、自由に語られている。A5判、全416ページ、価格は2,625円。
また、『デザインの風景』刊行イベントが6月13日(日)に東京 青山のABC本店にて開催される。同書籍の著者である永原氏に加え、仲俣暁生氏(フリー編集者)、松本弦人(グラフィックデザイナー)の3名により、「電子ブックのコンテンツをいかに企画するか?」というテーマでトークが行われる。イベントの参加方法など、詳細はこちら。