アドビ システムズは、WindowsとMacintosh向けのRAW現像ソフト「Adobe Photoshop Lightroom 3」日本語版を、6月25日に発売すると発表した。販売は、アドビストアおよび全国のアドビ製品取り扱い企業で行われ、アドビストア価格は通常版が3万3,600円、アップグレード版が1万1,340円、学生・教職員個人版が1万185円。アドビストアではすでに予約受付を開始している。
本ソフトは、フォトグラファー用のデジタル写真ワークフローソリューション。画像の整理、加工・編集、公開を、単一のアプリケーションから素早く行うことができる。今回、新機能として高ISOの画像や露出不足の写真からディテールを維持したクリアな画像を生成することができるようになったほか、画像を読み込んでから仕上げるまでの作業時間を大幅に短縮。また、ゆがみや色収差、周辺光量など、レンズの問題点をワンクリックで自動補正することが可能になっている。さらに、デジタル一眼レフカメラで撮影したビデオファイルをサポートし、静止画像とビデオファイルを一緒に管理および整理することができる。そのほか、出力オプションも強化。オンラインの共有サイト上で写真のコレクションの公開に対応し、Flickrのユーザーは、ワンクリックでアカウントをLightroomに同期させることができる。サードパーティ製プラグインによって、他のオンライン共有サイトとの連携も可能となっている。
※アップグレード版の対象ユーザーは、Photoshop Lightroom 1.x/2.x 日本語版の正規登録ユーザー。