NECは6月7日、IAサーバ「Express5800シリーズ」において、2Wayラックマウント型サーバ2モデル、2Wayタワー型サーバ2モデル、計4機種の販売を開始した。4製品はいずれもCPUにインテル Xeon プロセッサー5600番台が採用されている。

2Uラックマウント型サーバExpress5800/R120b-2(左)と1Uラックマウント型サーバ「Express5800/R120b-1」(右)

タワー型サーバ「Express5800/T120b-M」(左)とタワー型サーバ「Express5800/T120b-E」

CPU当たりのコア数が最大6コアとなるインテル Xeonプロセッサー5600番台を搭載したことで、Express5800/R120b-1は従来モデルに比べて処理性能を最大約50%向上している。

また、80 PLUSGold認定を取得した変換効率92%以上の高効率電源や低電圧版メモリなど省電力部品の採用、サーバの稼働状態に応じて消費電力を制御する機能を搭載したことで、消費電力を最大約30%削減している。

今回、BTO生産方式が強化されており、メモリや電源ユニットなど、注文時に選択できる項目が増えた。これにより、システム構成のバリエーションが4機種合計で従来の104パターンから167パターンに拡大している。