Google Chrome

Googleは2日(米国時間)、ChromeのRLZライブラリをオープンソースソフトウェアとして公開した。ChromeはOSSで提供しているChromiumをベースに、いくつかの機能を追加してバイナリのみで配布されている。追加されている機能のひとつに「RLZパラメータの送信機能」があり、これまで個人情報を特定できるような情報は送っていないと説明されてはいたものの、実際のソースコードが公開されていないため真相はわからないままだった。

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今回、RLZを扱うライブラリがOSSとして公開されたことで、どういった情報が送信されているのかが確かなものとなった。RLZパラメータにはエンコーディング種類、アプリケーション、バンドルコード、対応言語、対応地域、日付などの情報が保持されている。RLZパラメータライブラリをオープンソースソフトウェアとして公開した背景には、実際に利用しているソースコードを提供することで、バイナリ配布のみが実施されているChromeの透明性を上げる狙いがある。