6月4日、伊藤忠商事、清水建設、日立製作所、山武が4月より「スマートシティプロジェクト」に参画していることが発表された。同プロジェクトでは、国内では千葉県柏市柏の葉地域における次世代環境都市計画、海外では先進国や新興国における提案活動を進めている。
同プロジェクトでは、異業種のリーディング企業が先端技術と各地で実施した実証実験データを共有し、新たな技術・事業を生み出し、世界各地のニーズ・制約条件に対応させた次世代環境都市の実現を目指している。
同プロジェクト推進にあたり、SAP AG、シャープ、日本ヒューレット・パッカードなどにより、ジョイントベンチャーであるスマートシティ企画が設立された。
4社の参加により、伊藤忠商の茨城県つくば市における電気自動車の実証実験や世界中でのスマートシティ関連事業のノウハウ、清水建設のマイクログリッドや建物のCO2排出量の削減技術、日立製作所のエネルギーインフラの構築力、山武のビルオートメーションシステムといったノウハウが加わった。