リコーは6月2日、同社のデジタル複合機(MFP)から読み取った文書や受信ファックス、PC内の文書などを統合管理できる文書管理システム「Ridoc Smart Navigator」を6月8日から発売すると発表した。
同製品はメールによる文書の着信通知機能や簡易ワークフローといった機能が搭載されていることが特徴となっており、回覧による文書の承認履歴を残すことも可能。
また、同ソフトに文書を登録すると自動的にPDF変換が行われるため、PDF化のための専用ソフトが不要になる。さらに、「Ridoc Smart Navigator」はWebベースのアプリケーションとなっているため、クライアントPCへのインストール作業が必要なく導入が容易だ。
既存のサーバ製品である同社の「Ridoc Document Server」の基本機能を踏襲しているため、アクセス権限の設定といったユーザー管理機能も備える。さらに、仮想環境(VMWare ESX Server)での動作も保証されている。
同製品の販売価格は40万円(1サーバライセンスと30クライアントライセンス付の場合、税別)~となっており、年間の販売目標は1,000本とされている。