2010年4月3日にアメリカにて発売された「iPad」がついに日本でもリリースされた。この厚さが約1.3cm、重さが約680gという、Appleの新しいタブレット型デバイスで、ぜひとも活用してほしい、クリエイティブ系アプリをまとめてチェックしていこう。
iELECTRIBE
iPad登場と同時に登場し、音楽業界の話題をさらった世界初のiPad専用インストゥルメント。根強いファンを持つ定番ダンスギア「ELECTRIBE・R」を完全再現すると共に、アプリならではの新機能も多数追加。マルチタッチ・ディスプレイをフルに活用した直感的ユーザー・インタフェースと高いパフォーマンス性能は、今後のクラブシーンを大いに賑わせてくれるはずだ。
Studio Track
iPadを使って、最大8トラックまで高品位な録音を行えるマルチトラックレコーダーアプリ。本格的な音楽制作には欠かせない「バウンス」や「AudioPaste」といった機能にも対応し、録音/ミックス/マスタリングなどの作業をひとつのアプリで実現できる。Wi-Fiを介してDAWソフトなどともデータが連携可能なため、持ち運べる作曲ツールとして活躍してくれるだろう。
Pianist Pro
ソフトバンクのCMでもお馴染みのピアノアプリ「Pianist」がiPadに完全対応して登場。演奏しやすい大きな2段鍵盤やアルペジエータ、ドラムマシン、レコーダーなど音楽制作機能も充実し、さらに最新バージョンでは、OSCによるMIDIコントロール機能が追加され外部音源もプレイ可能に。
Magic Piano
中国人の有名ピアニスト・Lang Langにインスパイアされ開発された、これまでにない螺旋や円形に配置された鍵盤を演奏できるユニークなピアノアプリ。鍵盤をなぞるだけで簡単にピアニスト気分を味わえる。また、音ゲーム感覚でピアノ演奏を楽しめるナビモードや、Wi-Fi経由で世界中のユーザーとリアルタイムにセッションできるデュエットモードも装備する。
GrooveMaker FREE for iPad
iPadをハウス/ヒップホップなど、さまざまなジャンルのダンスミュージックをリアルタイムで制作できるグルーブマシンに変える本アプリ。新たに大画面に最適化され操作性および視認性が大幅に改善した。あらかじめ用意された豊富なビートやフレーズを組み合わせて並べるだけで、様々なグルーブを持つ音楽を手軽に生み出せる、サウンドトラック作りにもオススメのアプリだ。
Adobe Ideas 1.0 for iPad
米AdobeによるiPad対応の無料デジタルスケッチブック。iPadの大画面を使って、様々なアイディアやイメージを手軽にメモすることができる。グラフィック系クリエイターなら、ぜひとも活用したいアプリ。なお、現時点で日本語のStoreからは、残念ながら本アプリをダウンロードできない。
SketchBook Pro
同名のデスクトップ版と同等のペイントエンジンを採用し、指先で書いたとは思えない程のハイクオリティーな作画が可能となっている本アプリ。iPadならではのフルスクリーン&マルチタッチを活かしたユーザーインタフェースに、プロフェッシナル仕様の各種機能を搭載。ラフスケッチだけでなく複雑な表現や細かい作業が必須の本格的な作品制作にも活用できる。
Penultimate
簡単なスケッチやアイディア記録など様々な用途に活用できる手書きメモアプリ。ブラックのゲルインクを模したペンは、柔らかでスムースな書き心地を実現。方眼/罫線/無地など3つの用紙スタイルが用意されており、目的に合わせて自由に選択できる。メーカー推奨の「Pogo Sketch」などのスタイラスを使えば、さらに詳細な文字入力なども快適に楽しめる。
Photogene for iPad
iPadで、クロップ、カラー調整(レベル&カーブ含む)、絞り/コントラスト/ブライト/シャープなどの本格的な画像編集を実現するグラフィックアプリ。簡単に画質を変更できる多彩なフィルター類をはじめ、フレームや吹き出しを挿入するなどの作業も行える。グリーティングカードなどの作成用途にも最適。Twitter/Facebook/Eメールでの共有にも対応する。
CameraBag for iPad
iPadのフォトライブラリに保存された写真を、多彩なフィルターを利用して、手軽にトイカメラのような写真に加工することができるアプリ。写真にポラロイド風のフレームを追加するなど、だれでも簡単に独特の味を持つ写真を作り出せる。作品は、iPad本体内ライブラリへの保存のほか、Eメールにより共有が可能となっている。