ユビキタスは5月27日、同社の組み込みデータベース製品「Ubiquitous DeviceSQL」の最新版となる「Ubiquitous DeviceSQL Release 4.3」を発売した。
同バージョンは2009年10月に発表されたDeviceSQL 4.2から約半年ぶりのアップデートとなり、マルチカラムインデックスがサポートされ、データベース機能として重要な検索、ソートが機能強化された。これにより、例えば楽曲検索において、「ジャンル」と「歌手名」のインデックスキーを指定して、従来よりも高速かつ効率の良い検索を行うことができるようになる。
また、データの挿入、更新、削除といった機能の性能向上が図られ、従来版と比較して、データ挿入で約2倍、データ更新で約2倍、データ削除では約10倍近い処理速度の向上が図られている。
このほか、DeviceSQLコンパイラの構文解析エンジンを刷新し、Cソースコード生成時間を従来比約1/4に短縮したほか、トリガー機能がサポートされている。