アレイ・ネットワークスは5月27日、iPadから業務PCにリモートアクセスすることを可能にするアプリケーション「DesktopDirect - My Desktops」の提供を開始した。
同製品は、iPadのスクリーンサイズをフルに利用してリモートPCのデスクトップを完全に再現し、iPadには対応していないWindows用ビジネスアプリケーションをiPadから利用することを実現する。
通信時、画面情報とキーボード/マウスの入力情報が転送されるだけなので、WindowsとiPad間の互換性の問題やセキュリティ・リスクは一切排除される。
また、業務アプリケーションとデータはオフィスPCにあるため、企業のセキュリティやコンプライアンスに関する規定を従業員がいる遠隔地に拡張することが可能だ。
そのほか同製品を導入した環境では、1台のiPadで同時に複数のPCデスクトップにアクセスすることが可能なほか、電源を切っている状態のPCもWOL(Wakeup-On-LAN)機能によって起動してアクセスすることができる。
同製品はApple iTunes App Storeから入手すること可能。