Mentor GraphicsとNetLogic Microsystemsは、NetLogicのXLP/XLR/XLSマルチコア、マルチスレッド・プロセッサにMentorのLinux技術を提供することで合意したことを明らかにした。

同提携によりNetLogicは、Mentorが開発したLinuxソリューションをマルチコアベースのプラットフォーム開発者に提供し、次世代のエンタープライズ、通信、データセンター向けネットワークをターゲットとした高性能マルチコア・プロセッサに対するアプリケーションの作成を実現する手助けを行うことが可能となり、カスタマは最新のオープンソース・テクノロジに対するアクセスと柔軟性、ならびに高い生産性を実現するために必要な、メソドロジとツールのシームレスな統合を活用することができるようになる。

なお両社はこの提携について、マルチコア並列処理プラットフォームおよびソフトウェアの開発でクラス最高のイノベーションを推進するための業界団体「eNsemble Multi-Core Alliance」の設立メンバーとなったNetLogicとMentorの取り組みをさらに進めるものとなるとの見方を示している。