Freescale Semiconductorは、同社のトランシーバ「MC13202FC」と8ビットマイクロコントローラ「MC9S08QE128」を組み合わせたチップセットおよび32ビットARM7マイクロコントローラを内蔵したトランシーバ「MC13224V」が、ZigBeeヘルスケア標準規格の認証をワイヤレス・ヘルスおよびウェルネス・プロセッシング・プラットフォーム製品として取得したことを発表した。

同認証は、緊急性の低い軽症患者向けのヘルスケア・サービスにおいて安全かつ信頼性の高いモニタリングと管理を実現するワイヤレス機器の基盤となる製品に対して、相互接続性の基準を満たすことが試験を通じて証明された場合に与えられるものとなっている。

認証を取得したこれらの製品は、低消費電力が要求されるバッテリ駆動式/バッテリ・バックアップ式システム向けのセンサおよびモニタリング・アプリケーションに適用可能で、どちらのプラットフォームも高い費用対効果を発揮し、健康推進に向けた幅広い遠隔健康モニタリング・アプリケーションの開発と導入、またメンテナンスとアップデートを容易に行うことを可能とする。

なお、いずれのソリューションもすでにサンプル提供を開始しており、開発キットも併せて提供が開始されている。