アクセンチュアと住商情報システムは5月26日、組織におけるシステムのオープンソースソフトウェア(以下、OSS)化の実現に向けた協力を強化し、両社共同で「OSSマイグレーションサービス」の提供を開始したことを発表した。

同サービスは、アクセンチュアが提供する「OSSマイグレーション診断サービス」と「アプリケーションOSSマイグレーションサービス」、住商情報システムが提供する「インフラOSSマイグレーションおよび保守サービス」から構成されており、OSSの有効性診断から、導入、保守・運用に至るまで、一貫したサービスを提供する。

OSSマイグレーション診断サービスでは、ITコストの削減や老朽化に伴うシステムの更改を検討している組織に対し、OSSの有効性を診断する。既存のソフトウェアやハードウェア、それらの利用状況などに基づき、OSS化にかかる概算費用やROIなど、経営判断に必要な情報を2週間で提供する。

アプリケーションOSSマイグレーションサービスでは、OSSマイグレーション診断サービスの結果に基づき、最適なOSS化に向けたアプローチとマイグレーションの計画を策定し、OSSプロジェクトで実証済みのソフトウェアやフレームワーク、ツールを活用し、マイグレーションを行う。

インフラOSSマイグレーションおよび保守サービスは、OSS化の対象となるアプリケーションの安定稼働を支えるシステム基盤の構築・運用・保守を提供する。