京セラは5月25日、タイ王国の発電事業者ソーラー・パワーに対し、コラート地方の太陽光発電施設用として、6MW分、約2万9,000枚の太陽電池モジュールを供給したと発表した。
タイ国内でメガワット級の大規模案件に日本メーカーの太陽電池モジュールが採用されたのは初めてのこと。
同施設の年間発電電力量予測はタイ国内の一般住宅約5,000戸分の年間消費電力量に相当し、年間で約4,500トンのCO2削減が見込まれている。この発電電力は、周辺地域の住宅などで使用される予定。
京セラはこれまで海外に対しては、スペインの3ヵ所(サラマンカ:13.8MW、ドゥルシネア:28.8MW、ドン・キホーテ:10.5MW)の太陽光発電施設向けに、合計約50MW以上の太陽電池モジュールを供給している。