日本総合研究所(日本総研)は5月21日、京都市の委託事業「電気自動車の共同利用(EVカーシェアリング)事業」をウインド・カーなど5社の協力を得て実施すると発表した。

同事業では、京都市が所有するEV(電気自動車)5台と、今年度に新たに同市が購入するEV2台の計7台を市内の無人車両貸し出しシステムに配置。市民や観光客、事業者への無償貸出が行われることになる。

EVの貸出期間は2010年6月5日～2011年3月27日となっており、EVに搭載された車載機によって移動距離などのデータが収集される。

なお、貸出期間は地域によって異なり、京都市南東部は2010年6月～8月、北部は2010年9月～11月、西部は2011年12月～3月となっている。

EVカーシェアリング事業の実施概要

同事業の協力事業者は以下の通り。

ウインド・カー(EVカーシェアリング機器提供)
パーク24(京都市地域での駐車場協力)
銀泉(京都市地域での駐車場協力)
JTB西日本(事業PR)
NTTデータ(充電インフラ運用ノウハウ提供)

京都市におけるEVカーシェアリングモデル事業協力体制