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CodeSourceryのMaxim Kuvyrkov氏がPerformance optimizations for Intel Core 2 and Core i7 processorsにおいて、Intel Core 2およびCore i7ファミリプロセッサの性能を向上させる改善をGCCへ追加すると発表している。同改善はGCC 4.6までに追加するとされている。
CodeSourceryはプロセッサベンダから要望をうけてGCCの改善に取り組んでいる。Core 2およびCore i7のパフォーマンス改善もそういった取り組みのひとつ。特定のプロセッサ向けの最適化処理がない状態ではプロセッサの性能をフルに発揮できないケースがある。GCC 4.6はこれら新しいIntelプロセッサファミリにとって魅力的なコンパイラになるとみられる。
このところGCCは1年おきにメジャーバージョンが公開されている。GCC 4.5.0がリリースされたのが4月14日(米国時間)であったことを考えると、これら最適化処理が追加されたGCC 4.6が登場するのは2011年4月ごろになるのではないかとみられる