IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)は5月20日、4月18日に実施された平成22年度春期情報処理技術者試験について「ITパスポート試験」と「基本情報技術者試験」の合格者数を公表した。
今回の「ITパスポート試験」の受験者数は5万2299人(応募者数は6万3680人)で、合格者数は2万2098人。合格率は42.3%となっている。また、今回の最年少合格者は12歳となり、過去の最年少合格記録(13歳)を更新したことが判明した。
「ITパスポート試験」における合格者の構成比は「社会人 77.6%」「学生 22.4%」となっており、これは前回とほぼ同じだとのことだが、今回は「社会人」に占める非IT系業務従事者の割合と、「学生」に占める大学生の割合がそれぞれ前年同期比で約6%増加しているという。
「基本情報技術者試験」については、受験者数 6万5407人(応募者数 9万2108人)、合格者数 1万4489人で、合格率は22.3%となった。こちらの最年少合格者は14歳となっている。