雑誌+DESIGNING、雑誌Web Designing、マイコミジャーナルの3媒体が、様々なジャンルのクリエイターたちを100人連続で紹介していく新企画。第19回は、映画監督の豊島圭介が登場。

豊島圭介 プロフィール

1971年生。東京大学在学中から自主映画を製作。アメリカン・フィルム・インスティテュートの監督コースに留学し、帰国後テレビドラマ『怪談新耳袋』(BS-i 2003年)で監督デビューし、高い評価を得る。映画監督作品に『怪談新耳袋 ノブヒロさん』(2006年)、『ユメ十夜』(2007年)、『幽霊VS宇宙人 略奪愛』(2008年)など多数。テレビドラマ監督作品に『紺野さんと遊ぼう』(2008年)などがある。最新監督作品に6月19日公開予定の『ソフトボーイ』、2010年公開予定の『裁判長! ここは懲役4年でどうですか』などがある。

Q&A

――この仕事に就こうと思った年齢ときっかけは?

豊島圭介(以下、豊島)「自主映画を撮り始めた21歳のときです。大学の映画学科にいたんですが、そこは映画の事を勉強して研究するという感じだったんです。でも、『どんな駄作でも作る』という事のほうが、より映画に近づけると感じて、映画監督を目指したんです」

――これまでで一番思い入れのある仕事は? その理由や思い出を教えてください。

豊島「最新作の『ソフトボーイ』ですね。観客の目にまだ触れていない作品ですねで、どう評価され育つのか、楽しみで思い入れがあります」

映画『ソフトボーイ』(6月19日全国公開) 監督作品
(C)2010「ソフトボーイ」製作委員会

――この仕事を辞めようと思ったことはありますか? また、そのきっかけは何ですか?

豊島「ないこともないのですが、それを取ったらなにも残らないので、辞めれません」

――これから取り組んでみたいこと、関わってみたい仕事は何ですか?

豊島「様々なジャンルの作品を監督したいですね」

――愛用している、思い入れのある道具や本、ものを教えてください。

豊島「眼鏡ですね。ふたつしかなくて、気合を入れる時はこの眼鏡です」

豊島監督愛用の眼鏡

――尊敬している人を教えてください。

豊島「篠原哲雄監督ですね。勝手に師匠と思っています。」

――アイデアを練る場所、時間などを教えてください。

豊島「ファミレスか散歩です。時間は夜中ですね」

――1カ月で仕事をしない日は何日ありますか?

豊島「時期にもよりますが、1週間働かないときもあります」

――理想的なオフの過ごし方は?

豊島「子供が生まれたばかりなので、1秒でも多く子供と過ごしたいですね」

――趣味やコレクションなど、いま、個人的にハマっていることを教えてください。

豊島「子供ですね。とにかく子供との時間が大切です」

――お酒を飲みますか? 週何日、どのくらいの量を飲みますか?

豊島「お酒はたくさん呑みます」

――同業でよく飲みにいく、食事をする人は誰ですか?

豊島「『東京都北区赤羽』などを描いているマンガ家の清野とおる君です」

作品紹介

映画『幽霊VS宇宙人 略奪愛』
監督作品(C)2007 SHAIKER

DVD『紺野さんと遊ぼう ニヤリの巻』(発売元 ジェネオン エンタテインメント)監督作品 (C)2008 「紺野さんと遊ぼう」制作委員会