マーケティングリサーチを展開するドゥ・ハウスは、消費者リサーチの手法として3D空間サーバーソフトウェア「3Di Open Sim」を利用したグループインタビュー「バーチャル グループインタビュー」に向けた取り組みを開始すると発表した。
バーチャルグループインタビューは、サーバーソフト「3Di Open Sim」(3Di社)を利用して行われ、参加者が自宅のPCを利用し、ヘッドセットを使った「音声」による会話がベースになる。画面上ではアバターで"挙手"や"話す"仕草がリアルに再現される。
同社は、バーチャルグループインタビューのメリットとしては場所を選ばず実施可能なため参加の負担が少ない、バーチャルではあるが臨場感があり、自然な発言が可能。インタビューボードが設置してあるので、話題がそれにくい、お互いの顔が見えないので他の参加者に反応が左右されず本音で発言できるなどのメリットを挙げており、医薬品関係などリアルな会話に抵抗のある調査テーマや、地方でのグループインタビュー、中学生や高校生など参加が難しい属性への消費者リサーチに取り組んでいくという。なお、同社では実際におこなったバーチャルグループインタビューのデモをYouTubeで公開している。