アジア市場におけるライブ動画配信プラットフォームとしてUstreamを普及させる

ソフトバンクと米Ustreamは18日、アジア各国におけるライブ動画配信サービス「Ustream」の利用促進を目的とした新会社、USTREAM Adiaを共同設立することで同意した。また、iPhone向けのUstream視聴・配信アプリの日本語版を提供することも発表した。

ソフトバンクは今年2月に米Ustreamへ出資以降、記者会見等のライブ配信サイトの日本語化配信用スタジオの開設などUstreamの普及に向けた施策を展開している。さらに今年6月中には米Ustreamへ約9億円の追加出資、来年7月までには30%強の出資比率になる予定。

ソフトバンクは新会社へ同社子会社のTVバンクを通じて出資、資本構成はTVバンク60%、米Ustream32%、DCM(ファンド)8%。USTREAM Asiaは今後、「拡大する(アジアのインターネット)市場に向けたライブ動画配信のプラットフォーム」(孫正義 ソフトバンク社長)としてUstreamの普及促進に努める。