CentOS is an Enterprise Linux distribution based on the freely available sources from Red Hat Enterprise Linux. |
CentOSプロジェクトのKaranbir Singh氏は14日(米国時間)、CentOSの最新版となるCentOS 5.5を発表した。同時にLiveCDも公開されている。対応アーキテクチャはi386およびx86_64。CentOSはRed Hat Enterprise Linux 5.5をベースにして開発されたサーバディストリビューション。対応しているパッケージ情報などはManuals/ReleaseNotes/CentOS5.5 - CentOS Wikiにまとまっている。
CentOS 5.0、5.1、5.2、5.3、5.4など5.5よりも前のバージョンを使っている場合「yum update」のようにyumコマンドを使ってアップグレードが可能だと説明がある。i386版は7枚のCD ISOイメージ、x64_64は8枚のCD ISOイメージまたは2枚のDVD ISOイメージで配布されている。
CentOS 5.5にはExt4ファイルシステムの対応が追加されたほか、eCryptfsのサポート、Ethernetごしのファイバチャネル機能の提供、新しい対応ハードウェアの追加などが実施されている。CentOSはサーバでLinuxを採用し、さらに長期に渡ってコミュニティサポートを得たいといった場合に採用されることが多いディストリビューション。RHELのサポートを得るのが資金的に困難な場合などにも検討される。