凸版印刷、CO2排出量をカーボンオフセットでゼロにしたカレンダーを商品化

凸版印刷は5月13日、NTTデータ経営研究所が主催する「カーボンオフセット・プロダクツ・プロジェクトと共同で、カーボンオフセットによって印刷工程におけるCO2排出をゼロにした「カーボンオフセット・イージーオーダー・カレンダー」を開発し、5月中旬より本格的な販売を開始することを発表した。

凸版印刷は同社が展開するイージーオーダー・カレンダー「TOPカレンダー」の約200種類のうち、7種類にカーボンオフセットを適用した。

同社は、2009年度にイージーオーダー・カレンダーの印刷に要するエネルギー使用で排出すると推計されるCO2排出量、約14CO2トン相当の京都クレジットを購入し償却している。今回は2011年度版イージーオーダー・カレンダーについて、2009年度に製造されたものを対象として特定品目を「カーボンオフセット・カレンダー」として販売する。

NTTデータ経営研究所COP事務局では、カーボンオフセットの正当性の証として、同カレンダーに「自主的オフセットマーク」を付与して印字する。

想定価格は、1色で各企業の名前を印刷し100部の場合、1部当たり約700円～900円。