Grails aims to bring the 'coding by convention' paradigm to Groovy.

SpringSourceは11日(米国時間)、Grailsの最新盤となるGrails 1.3を公開した。GrailsはGroovyで開発されたWebアプリケーションフレームワーク。Groovyを使って素早くWebアプリケーションを開発する手段を提供する。GroovyはJava仮想マシンで動作するスクリプト言語。Javaに近いシンタックスが利用できるという特徴がある。Grails 1.3の主な特徴は次のとおり。

  • 最新版であるGroovy 1.7をサポート
  • JUnit 4をサポート
  • GrailsプラグインにおけるMavenリポジトリをサポート
  • モジュラープラグイン開発の改善
  • より細かいプラグイン依存関係の指定を可能に
  • GORMにおけるダーティチェック導入
  • 派生したプロパティにおけるGORMサポートの実現

Grailsはすでに400をこえるプラグインが登場しており、現在でもその数を増やしている。多くの要望に対応することに役立っており、Grailsの適用の幅を広げる役割を担っている。