グレープシティは5月10日、Silverlight 4対応の入力支援コンポーネント「InputMan for Silverlight 1.0J」を今年中に発売することを発表した。また、.NET Framework 4のWPF対応版「InputMan for WPF 1.0J」も並行開発中だ。
InputManは入力画面開発に最適化されたコンポーネントで、入力支援機能とデータ検証機能に加え、和暦やIME制御といった日本語入力に特化した機能を提供する。
InputMan for Silverlight 1.0Jでは、コンポーネントとして、テキスト、マスク、日付、数値の4種類の基本入力コントロールに加え、カレンダーと電卓が収録される予定。加えて、標準コントロールにも適用できるふりがな取得や書式設定などの機能も提供される。
現在、同製品のSilverlight版とWPF版の開発が同時に進められており、どちらも共通のオブジェクト構造を採用し、コントロールのテンプレート、インタフェースにおいて互換性を維持している。
両製品は開発ツールとしてVisual Studio 2010をサポートし、Expression Blend 4にも対応する予定。