パナソニックは5月7日、2010年3月期(2009年4月1日~2010年3月31日)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は前年比4.5%減の7兆4179億8000万円、営業利益は同161.3%増の1904億5300万円、純損益は1034億6500万円の損失という結果だった。
セグメント別、所在地別の業績は以下のとおり ( 基礎的試験研究費および親会社の本社管理部門にかかる費用が「消去又は全社」の項目に含められている )。
デジタルAVCネットワーク事業では、カーエレクトロニクス、ブルーレイディスクレコーダーなどが好調だったが、ノートパソコンや携帯電話などで売上が減少。アプライアン事業では、冷蔵庫が好調だった一方で、エアコンやコンプレッサーなどが落ち込んだという。
パナソニック単独での業績は、売上高が前年比8%減の3兆9266億円、営業利益が前年比1109億円改善の532億円、純損益が686億円悪化の1249億円損失という結果だった。