【クリエイター100選】第9回 Tek Kato(作曲家/編曲家)

雑誌+DESIGNING、雑誌Web Designing、マイコミジャーナルの3媒体が、様々なジャンルのクリエイターたちを100人連続で紹介していく新企画。第9回は、作曲家/編曲家のTek Katoが登場。

Tek Kato プロフィール

2006年、音楽プロデューサー 亀田誠治氏(東京事変)プロデュースの「Short Cut Audition」にて、楽曲が特別賞受賞。亀田氏より「宅録の極み」と賛辞を受ける。同年、作曲/編曲を中心に、音楽家として活動開始、様々なアーティストの楽曲を手掛ける。元宝塚歌劇団星組・雪組トップ娘役 白羽ゆり出演の海外イベントの音楽担当、サロンやショップのサウンド制作など、各方面に活躍の幅を広げている。2010年4月1日、ほぼ全ての楽曲に参加している「Q;indivi Starring Rin Oikawa」の『Celebration』シリーズ最新作『Wedding Celebration』でiTunes総合チャート1位、ダンスチャート1位を記録。

Q&A

――この仕事に就こうと思った年齢ときっかけは?

Tek Kato「明確なきっかけは特にないのですが、幼少期から多くの音楽に触れ感動し、気がついたらこの職以外考えられなくなってました」

――これまでで一番思い入れのある仕事は?その理由や思い出を教えてください。

Tek Kato「自身での名義で初めて参加したオムニバスアルバム『FLAVOR GROOVE CASE HOUSE STYLE』です。収録された作品の制作では、様々な人たちに助けられました。異論もあると思いますが、"良い音楽は一人で作るものではない"と初めて認識した作品でもあります。」

――この仕事を辞めようと思ったことはありますか? また、そのきっかけは何ですか?

Tek Kato「『辞めたい』と思った瞬間に、すぐ『他に何ひとつできることがない』と思うので、ないです」

――これから取り組んでみたいこと、関わってみたい仕事は何ですか?

Tek Kato「映画やアニメ等のデフォルメされた表現に興味があります。そこに自分の音楽を組み合わせてみたいです」

――愛用している、思い入れのある道具や本、ものを教えてください。

Tek Kato「大好きなギター。Antonio Lopez Classico 2004です。楽曲制作で使っていなくてもインスパイアを与えてくれるクラシックギター。他にはない暖かい音色が魅力」

――尊敬している人を教えてください。

Tek Kato「音楽業界の方に限らず、沢山います」

――アイデアを練る場所、時間などを教えてください。

Tek Kato「自宅で楽器を触りながら……、ということはなく、移動中や風呂場など何も無いところで考える方が良いインスピレーションが湧きます」

――1カ月で仕事をしない日は何日ありますか?

Tek Kato「明確なON・OFFや勤務日数がある職種ではないので定まっていませんが、無理にやっても効率が悪いときはその都度短く休みます」

――理想的なオフの過ごし方は?

Tek Kato「仕事とは関係なく、映画や音楽、最新のテクノロジーに触れ自身を高めることです」

――趣味やコレクションなど、いま、個人的にハマっていることを教えてください。

Tek Kato「PSPの『モンスターハンターポータブル2ndG』。プレイ700時間を超えました」

――お酒を飲みますか? 週何日、どのくらいの量を飲みますか?

Tek Kato「一人では飲みませんが、人が沢山いる場だと、飲みたくなります。日本酒なら一升瓶空けても平気です」

――同業でよく飲みにいく、食事をする人は誰ですか?

Tek Kato「不思議と異種業の人と飲むことが多いです」

作品紹介