マカフィーは4月28日、包括的なセキュリティ対策をクラウドベースのサービスとして提供する、SaaS製品のポートフォリオを発表した。同ポートフォリオは、インターネット上の脅威に関する情報を世界規模で収集して対策システムへ反映させる「Global Threat Intelligence」を基盤にしている。

同社のSaaSのポートフォリオは、メール/Web プロテクション、メールアーカイビングサービス/メール継続サービス、エンドポイントプロテクション、脆弱性管理を含む包括的なサービスから構成されており、インターネットを通じて提供される予定。

具体的には、SaaSによるエンドポイントプロテクションを提供する「McAfee Total Protection Service」、Total Protection Serviceに、カテゴリーによるWeb サイト閲覧の制限機能と外部からアクセス可能なIPアドレスの脆弱性スキャン機能を追加した「McAfee Total Protection Service - Extended」、SaaSによるメールセキュリティを提供する「McAfee SaaS Email Protection 」が含まれる。

Total Protection ServiceおよびTotal Protection Service - Extendedはすでに提供が行われていおり、価格はそれぞれ1ノード8,505円(税込、1~25ライセンス、スタンダード・テクニカルサポート含む)、1ノード1万1,130円(税込、5~25ライセンス、スタンダード・テクニカルサポート含む)。SaaS Email Protectionはまだ提供されていない。