雑誌+DESIGNING、雑誌Web Designing、マイコミジャーナルの3媒体が、様々なジャンルのクリエイターたちを100人連続で紹介していく新企画。第8回は、アートディレクターの池田智道が登場。
池田智道プロフィール
ヴィジュアル・アイデンティティを創造し提供することを基本とし、ブランディングを中心にロゴ、グラフィック、インスタレーション、サウンド、Web、映像などメディアやジャンルにこだわらずさまざまな分野でアートディレクションとデザインを行う。海外において、CANNES、OneShow、NY WebbyAward、Asia Interactive Awardsなどを受賞。オフィシャルWebサイトはこちら。
Q&A
――この仕事に就こうと思った年齢ときっかけは?
池田智道(以下、池田)「17歳のとき。遊びほうけていた高校時代、卒業したら何をやろうと考えた時に、自分の好きなことをやりたいと思ったから」
――これまでで一番思い入れのある仕事は?その理由や思い出を教えてください。
池田「amana.jpのブランドサイトです。アマナの小山田さんや生駒さん、undifinedのムラケンさんと、濃い時間で新しい形のWebサイトを作れたと思いました。カンヌやOneShowといった著名な賞も受賞できて、公開後も長く更新されていて嬉しいです」
amana |
――この仕事を辞めようと思ったことはありますか?また、そのきっかけは何ですか?
池田「思ったことはありません」
――これから取り組んでみたいこと、関わってみたい仕事は何ですか?
池田「マーケットで売れない商品を売れるにはどうしたらいいのか。そこに対して、デザインの戦略が自分の力でどのくらい通用するのか、どうしたら本当に良くなるのか、とことん考えてみたい」
――愛用している、思い入れのある道具や本、ものを教えてください。
池田「Josef Muller-Brockmannの『Ein Pionier der Schweizer Grafik』」
――尊敬している人を教えてください。
池田「祖父と父、信頼している人たちです」
――アイデアを練る場所、時間などを教えてください。
池田「オフィス(表参道)が多いです。考える時間は、無限です。アイデアって正解がないので、調子良く決まる時でも、全然決まらない時でも、いくらでもかけられるものだと思います」
――1カ月で仕事をしない日は何日ありますか?
池田「4日~6日くらいでしょうか」
――理想的なオフの過ごし方は?
池田「Londonにひとっとび」
――趣味やコレクションなど、いま、個人的にハマっていることを教えてください。
池田「遠くに出かけることです。最近は車で行くことが多いですね」
――お酒を飲みますか?週何日、どのくらいの量を飲みますか?
池田「飲みます、だいたい毎日。最低でもビールとワインを2~3杯は飲んでます」
――同業でよく飲みにいく、食事をする人は誰ですか?
池田「いろいろいますが、同業じゃない人がけっこう多いです」
作品紹介
VULCANIZE LONDON(左) |