ヤフーは26日、自治体の公売物件オークションなどを提供するサービス「官公庁オークション」の2009年度の落札総額が約33億円だったことを発表した。全国自治体の半数にあたる921自治体が参加、出品物件数は過去最高の34,921件だった。
官公庁オークションは、04年度より「Yahoo! オークション」のシステムを利用してスタート。以来、自治体によるインターネット公売、公有財産売却の場として利用され、自治体の財源確保に貢献しているという。09年度は北海道新冠町の閉鎖された小学校が出品されるといった話題も振りまいた。
09年度の落札総額は33億1,754万7,028円。落札額上位は不動産物件が占めた。2010年度のサービスもすでに開始されている。