エヌ・ティ・ティ・ドコモ、ルネサス エレクトロニクス、富士通、日本電気、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、シャープの6社は4月26日、Linux、Symbianに対応した新たなアプリケーションプラットフォーム(以下、AP-PF)を共同開発すると発表した。2011年度後半発売予定の携帯電話に搭載することを目指す。
AP-PFは、携帯電話のアプリケーション処理に必要な基本機能を提供する基盤ソフトウェア。同プラットフォームを活用することで、携帯電話メーカーは共通機能の開発が不要になるため、開発期間の短縮や開発コストの低減などの効果が期待できるという。
AP-PFは、日本国内のみならず、全世界の携帯電話市場への提供が予定されている。また、6社は、アプリケーション処理能力の高速化による動画処理機能の向上や、3Dグラフィック処理機能の拡充による更なるマルチメディア機能強化も目指すと発表している。