2010年5月12日~14日の3日間、東京・台場の東京ビッグサイトにて「第13回 組込みシステム開発技術展(ESEC 2010)」が開催される。東京エレクトロン デバイス(TED)ではアイコップテクノロジーと共同で出展を行うほか、特設フェアにも展示を行う。
共同出展としては、マイクロソフトの代理店として、WEP(Windows Embedded Partner)各社との協業による、ソフトウェア、プロセッサ、ボード、デザインサービスなどのソリューション提案が行われる。注目は、Windows 7ベースの次世代組み込みOS「Windows Embedded Standard 7」で、ブースでは開発環境と実機デモが実施される予定。
また、OSパッチの供給が終了したWindows NTから、最新のWindows7までをサポートするMcAfeeのMcAfee Embedded Securityによるホワイトリスト形式のセキュリティソフトのデモや、4月1日より製品の取り扱いを開始したIntel Atomプロセッサを搭載した組込機器向けマザーボードの展示なども予定されている。
一方の特設フェア〈省電力・グリーン化フェア〉側は、LYNK LABSが開発したLED照明モジュール「SnapBrite」を中心としたLED照明ユニットの紹介や、0.2mm厚の切手大の大きさに最大2.5mAhを収容し、100mAの出力電流と自己放電が少ないという特長と持つ超薄型ソリッド・リチウムイオン・セル(フィルムエナジーセル)の参考出展などが行われる予定。
なお、開催初日となる5月12日の12時30分より、LED照明やリチウムイオン・セルに関する個別セミナーも開催される予定だ。