2010年5月12日~14日の3日間、東京・台場の東京ビッグサイトにて「第13回 組込みシステム開発技術展(ESEC 2010)」が開催される。ユビキタスのブースでは、「データベース」「ネットワーク」「高速起動」の3つをテーマとした展示が予定されている。
1つ目のデータベースについては、DeviceSQLを採用したデジタルカメラの実機を用い、組み込みデータベースが実際にどのように利用されているかを体感することができるほか、次のバージョン(リリース)となる、DeviceSQL R4.3に関してもプレビューの形で紹介される予定だ。
2つ目のネットワークは、さまざまなデモによるネットワーク接続性が紹介される予定。4月22日に同社が発表した「Ubiquitous Network Framework」の開発者向け評価キット「Ubiquitous Network Framework Trial Pack」のデモも行われるほか、既存スピーカーにWLANモジュールを埋め込み、ワイヤレスでDLNAのDMR(レンダラ)として動作するデモなどが予定されている。
3つ目の高速起動は、同社が開発を進めているBoot最適化技術「QuickBoot」として3月に発表したソフトウェア開発キット(SDK)「Ubiquitous QuickBoot Release1.0」の紹介が予定されている。
QuickBootを組込機器に搭載することで、1秒程度の起動とネットワーク接続が実現される。
なお、同社ではこのほか、同社の最新技術などについても紹介する予定としている。