日本HPは、法人向けノートPCの最上位ブランド「HP EliteBook」シリーズに、17インチのモバイルワークステーション「HP EliteBook 8740w Mobile Workstation」(以下、8740w)と、「HP EliteBook 8540w Mobile Workstation」(以下、8540w)2機種を追加した。いずれも5月下旬より、同社の直販サイトHP Directplusで販売される。最小構成価格は8740wが186,900円、8540wが144,900円。
USB 3.0も搭載する8740w
8740wは、CPUとしてIntel Core i7-620M(2.66GHz)、Intel Core i5-540M(2.53GHz)を選択可能で、グラフィックスとしてNVIDIA Quadro FX2800M(1GB)を搭載する。
最小構成のおもな仕様は、CPUがIntel Core i5-540M(2.53GHz)、メモリが2GB(DDR3)、HDDが250GB、ディスプレイが17型ワイド(1,680×1,050 ドット)、光学ドライブはDVDスーパーマルチ、OSがWindows XP Professional SP3。通信機能は、ギガビット対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、56kbpsFAXモデム、およびBluetooth v2.1。インタフェースは、USB 3.0×2、USB 2.0×2、DisplayPort×1、D-Sub×1、IEEE1394×1、eSATAポート×1、ヘッドホン×1、マイク×1。ほかに、200画素のWebカメラ、ExpressCard/54、メディアカードスロット、スマートカードリーダ、指紋認証センサがある。外形寸法はW398×D286×H36.5~43mm、重量は約3.57kg、バッテリ駆動時間は最大約4時間。
15.6インチ「8540w」に2モデルを追加
8540wに追加されたのは、Intel Core i5-540MとATI FirePro M5800を搭載するローエンドモデルと、Intel Core i7-720QMとNVIDIA Quadro FX1800M、および15.6型ワイド FHDディスプレイ「HP DreamColor」を搭載するハイエンドモデル。最小構成価格はローエンドモデルが144,900円で、ハイエンドモデルは336,000円。
ローエンドモデルの最小構成のおもな仕様は、CPUがIntel Core i5-540M(2.53GHz)、メモリが2GB(DDR3)、HDDが250GB、ディスプレイが15.6型ワイド(1,366×768ドット)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、OSがWindows XP Professional SP3。
ハイエンドモデルのおもな仕様は、CPUがIntel Core i7-720QM(1.66GHz)、メモリが4GB(DDR3)、HDDが500GB、ディスプレイが15.6型ワイドDreamColor(1,920×1,080ドット)、光学ドライブはブルーレイドライブ、OSがWindows 7 Professional(64bit)。
以下共通で、通信機能は、ギガビット対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、56kbpsFAXモデム、およびBluetooth v2.1。インタフェースは、USB 3.0×2、USB 2.0×3、DisplayPort×1、D-Sub×1、IEEE1394×1、eSATAポート×1、ヘッドホン×1、マイク×1。ほかに、200万画素のWebカメラ、ExpressCard/54、メディアカードスロット、スマートカードリーダ、指紋認証センサがある。外形寸法はW374×D252×H32.4~38mm、重量は約2.97kg 、バッテリ駆動時間は最大約5.5時間。