宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4月21日、地球帰還へ向け宇宙を航行している小惑星探査機「はやぶさ」が搭載したカプセルの着陸想定地を管轄するオーストラリア政府より着陸許可を得たことを発表した。
これに伴い、カプセルの地球再突入の日時は2010年6月13日、日本時間23時頃(協定世界時14時頃)に決まり、着陸場所は豪州ウーメラ立入制限区域が予定されることとなった。
なお、カプセルの着地は再突入から1時間以内が見込まれており、JAXAでは引き続き、はやぶさの地球帰還、カプセルの再突入へ向けた慎重な運用を続けるとともに、適時、運用状況について開示していくとしている。