ゼッタテクノロジーは4月19日、教育機関向けのペーパーレス教職員会議システム「School Meeting」を発表。4月20日より同システムの提供を開始する。
「School Meeting」は同社のペーパーレス会議システム「NetPresenter」を、教育機関でも導入しやすい価格帯にて提供するもの。
同システムは、会議の場における発表者の資料を、会議参加者のPCやプロジェクタなどに画面転送し、全員で同じ情報を共有する仕組み。会議参加者のPCにそれぞれ「School Meeting」をインストールすれば、あとは操作ボタンをクリックするだけで利用できる。PCとLAN環境さえあれば、サーバなどのハードウェアは不要。
また、画面転送方式の採用によって配信資料のファイル形式は不問となっており、それぞれのPCにPowerPointなどのソフトをインストールする必要はない。同社によると「資料や電子文書そのものを配布するシステムではないため、資料の持ち出しなどの情報漏えいリスクを回避することも可能」だという。
同システムでは基本機能として画面共有のほかに、画面への書き込みやメモの保存機能が提供される。また、オプションとして管理コンソールが用意されており、資料(電子ファイル)の配布や意見の集約といった機能が提供される。
同システムの価格はオープンで、平成22、23年度における販売目標は1,000校となっている。
なお、同社が手がけるペーパーレス会議システムは10年以上の実績があり、企業や自治体、大学などで採用されているとのことだ。