最近読んだ本に「毎日新しい自分になることが成功への近道」と書かれてあった。わかるような気がする。また、こうも書かれてあった。仕事がある程度できるようになると、それ以上の高みを目指さすに「流して」仕事をするようになりがちであるが、それは「破滅への第一歩なのだ」と。
あなたがもし上司なら、部下が退屈そうに仕事をしたり、ルーチンワークでうんざりしたりという兆候は、いち早く気づいて対処しなければいけない。これを放置すると、チームが停滞ムードに包まれ、創造的な仕事ができなくなるからだ。
Management Excellenceというサイトに「単調さと停滞がはびこっているにちがいない7つの兆候(原題: 7 Signs that Monotony and Routine Have Taken Over)」として、リーダーがどうしたらチームの単調さと停滞を察知することができるかについてのヒントが紹介されている(実際は6つ)。以下のシグナルを確実に捕らえて、チーム内に漂うマイナス要素を取り払おう。
1. 非言語的なサインを示す
やる気のある人間の行動は素早く、その声は力強く、表情は生き生きとしているものだ。その逆に、口には出していなくても、やる気の抜けた表情をしている部下がいないか注意しよう。
2. 悪いパフォーマンスをチームが受け入れる
あるメンバの仕事の成果がチームの基準に達しない場合、良いチームならばチーム内で改善する仕組みできているはずだ。ダメダメな仕事がなんとなく受け入れられるようなチームならば、かなりヤバイ。
3. 対岸の火事が日常になっている
問題が起きても自分には関係のないことだと決めてかかるダメ職場の何と多いことか。
4. 言い争いばかりで遊びがない
良い組織は戦いと遊びが両立している。口論が悪いわけではないが、つまらないことを言い争うだけになったら、行動を起こすこと。
5. 失敗を運命としてあきらめる
やる気のある人やチームは活力と創造性で失敗を乗り越えようとするものだ。
6. 新しい計画やゴールが結局何も生み出さない
停滞したチームは新しい計画に対して意図的に無視を決め込み、行動を起こそうとしない。
結局、大事なのはリーダーによる現状認識だ。部下からの報告書だけを見るのではなく、普段の態度や行動などからも、単調さと停滞をいち早く発見しなければならない。
もちろん目に見える兆候を待つのではなく、単調さや停滞が起きないように予防的措置を取るのがよいリーダーといえる。
リーダーって……タイヘンですねぇ。